恐らく飲食業界で世界トップクラスのチェーン展開を誇るマクドナルドですが、
最近また値上げが行われるのをご存知でしょうか?
今回はそんなマクドナルドから興味深い事がわかったので共有します
まず下記の画像が2022年度から採用される日本のマクドナルドの価格改定の内容です

平均して10〜20円値上げされる様です
僕自身ここ数年はマクドナルドのバーガーを食べてないですが、
主に日本で人気のあるメニューが値上げされた印象があります。
でも実際は
「思ったよりは安いな」
「この旨さとこの値段なら旨さが勝つな」
と思った方が多いと思います。
僕自身も出せない値段じゃないなという印象です。
世界的に見てこの値段がどうなのか?
これを比較するためにピッタリのものがありますそれがビッグマック指数です。
唯一、世界各国のマクドナルドで販売されているハンバーガー「ビッグマック」の売価を調べたもので、その国の物価や経済力を表すひとつの指標とされてます。
こちらが実際にマクドナルドが展開された国の地図です。

赤色の国がマクドナルドが展開されている国で青色がマクドナルドがない国となってます。
世界118カ国のマクドナルドで売られてるビックマックで比較すると分かりやすいよね。
という事で作られたの基準の様なものがビッグマック指数なのです。
下記画像がそのランキングとなってます。




1番右の数値がビックマック指数(BMI)を指します。
この数値が高いほど国民がビックマックを値段が安くて買いやすい、数値が低いほど値段が高くて買いづらいと考えている事が読み取れます。
基準であるアメリカが0だとして
気になる日本は-41.74という数値で
全体の33位という順位です。
発展途上国ほど物価が安いと感じると思いますが、世界的に見ても日本国民はビックマックが安いと感じているという結果になります。
日本という国はG7(先進国首脳会議)という先進国を代表する7カ国に加盟するほどの先進国にも関わらずこれだけ安く提供出来るのは素晴らしいですね。
ですがこれにはカラクリがあったのです。
下記画像は主要国の平均年収の推移です。

このデータから読み解くと、日本の平均賃金は424万円となり、1位の米国(763万円)と日本では年収に339万円もの差があります。
1990年と比べると日本が18万円しか増えてませんが、米国は247万円も増えてます。
この間、韓国は1・9倍に急上昇し日本は2015年に抜かれ今や38万円もの差が開いてます。
収入が上がらないのに値上げされたら買い辛くなるのは誰でも想像できる事です。
以上がビックマックからわかる世界の経済についての興味深い事実でした。とはいえ筆者であるnarutoは菜食主義なのでマクドナルドとは無縁ですw
収入だけでなく世界にはさまざま理由でマクドナルドを買わない人がいるかもしれませんね。